Googleスプレッドシートのエラーについて
スプレッドシートを使用していると、時にはエラーメッセージに遭遇することがあります。
これらのエラーは、正しい形式や関数の使用方法に関する知識が不足している場合や、データの入力ミスによって引き起こされることがあります。
このブログでは、よく見られるスプレッドシートのエラーとそれらの解決方法について解説します。
スプレッドシートでよく起こるエラー
よく起こるエラーについて5つ紹介します。なぜ起きているのかを理解して対処できるようになってください。
#VALUE!
このエラーは、関数や式の引数に誤ったデータ型が含まれている場合に発生します。
たとえば、数値を求める関数に文字列が含まれている場合などです。
エラーを修正するには、関数や式の引数を確認し、適切なデータ型を使用する必要があります。
スプレッドシートでは全角の場合、数字と判別されないのでよく起こりうるエラーですので注意してみてください!
#N/A
このエラーは、関連するデータが見つからない場合に発生します。
たとえば、検索関数がデータを見つけられなかった場合や、参照先のセルが空の場合にこのエラーが表示されます。
エラーを解消するためには、データの入力を再確認し、必要に応じてデータを追加する必要があります。
VLOOKUP関数などで良く起こりうるエラーです。
数字をキーとしている時に半角と全角でだと数字と文字列で別と認識されるので注意しましょう!
#DIV/0!
このエラーは、ゼロで割る操作を行った場合に発生します。
たとえば、数式で「=A1/B1」という計算を行い、B1がゼロの場合にこのエラーが表示されます。
エラーを回避するためには、ゼロで割る操作を行わないように数式を修正する必要があります。
#REF!
このエラーは、参照先のセルが削除されたか、移動された場合に発生します。
エラーを解消するには、参照先のセルを確認し、必要に応じて修正する必要があります。
セルの削除や移動が予期せず行われた場合は、元の参照先を修正するか、セルの移動を取り消す必要があります。
セルを直接指定して計算式を組んでいる時によく起こる現象ですのでセルを削除するときは注意していきましょう!
#NAME?
このエラーは、関数や式の名前が認識されない場合に発生します。
一般的な原因は、関数や式のスペルミスや正しい構文を使用していない場合です。
エラーを解消するためには、関数や式の名前を確認し、正しいスペルや構文を使用する必要があります。
長い関数ほど入力ミスしやすくなりますので、予測候補から「Tab」で選択するなどするとミスも減らせ時短にもなるので使ってみてください!
まとめ
スプレッドシートのエラーは、正しい形式や関数の使用方法に関する知識が不足している場合や、データの入力ミスによって引き起こされることがあります。
しかし、適切な解決方法を知っていれば、これらのエラーは容易に解消できます。
エラーが発生した場合は、エラーメッセージを注意深く読み、問題を特定し、適切な対処をできるようになりましょう!
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