CONCATENATE関数を使って効率的に文字列を結合する方法
CONCATENATE関数は、Googleスプレッドシートで文字列を結合する際に便利な機能です。
文字列を連結する際、この関数を使うことで、簡潔かつ効率的に作業を進めることができます。
&演算子との違いも併せて解説します。
CONCATENATE関数とは
CONCATENATE関数は、指定された複数のセルや文字列を結合し、1つのセルに結果を出力します。
読み方:コンカティネイト
似た関数としてCONCAT(コンカット)関数がありますが、こちらは2つの文字列を繋げるための関数です。複数の文字列を繋げる可能性がある場合には、CONCATENATE関数を使っておく方が修正の手間も少なくて便利だと思います。
CONCATENATE関数の構文
CONCATENATE関数の構文は以下の通りです。
=CONCATENATE(文字列1, 文字列2, …) |
項目 | 説明 |
文字列1 | 【必須】最初の文字列 |
文字列2 | 【任意】順番に結合するその他の文字列 |
CONCATENATE関数の使い方
文字列の結合例を見てみましょう。
式 | 結果 |
=CONCATENATE(A1,” “,B1) | Hello World |
今回はA1セルの「Hello」とB1セルの「World」を間にスペースが入るよう繋げてみました。
CONCATENATE関数の応用例
1.範囲を参照し結合
住所録などで都道府県、市町村、地番が分かれて記載されているリストに対して繋げた住所が知りたいときに「,」で繋げてたり、&演算子を使っていては面倒です。
CONCATENATE関数を使えば選択した範囲の文字列を繋げてくれますので、この方法は是非覚えておいて欲しいです。
2.条件に応じて結合する文字列を変える
今回は、価格が1,000円より高ければ「高価」、以下であれば「安価」という条件で結合してみました。
こちらについては&演算子を用いて同様の処理をさせることは可能ですが条件が複雑になってくると読みにくくなるのでCONCATENATE関数を用いたほうがより良いと思います。
まとめ
文字列を効率的に結合するためには、CONCATENATE関数が役立ちます。
&演算子との違いも併せて解説しましたので、違いを理解して活用してみてください。
CONCATENATE関数を使えば、文字列の結合を効率的に行うことができますので応用例を理解して、さまざまな作業に活用しましょう!
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