スプレッドシートで効果的に数値を処理する：MAX関数とMIN関数の基本的な使い方

スプレッドシートを使用してデータ解析や計算を行う際に、最大値・最小値を素早く求めるのに頼りになるのがMAX・MIN関数です。

この関数を使えば、複数の数値データから最大値や最小値を簡単に計算できます。

一緒にMAX関数・MIN関数をマスターし、データ解析のスキルを向上させましょう！

MAX関数とは

『MAX関数』は、スプレッドシートで指定されたセル範囲の数値の最大値を計算する関数です。

読み方：マックス

MAX関数の構文

=MAX(値1, [値2, …])

項目	説明
値1	【必須】最大値を求めるセル、範囲
値2	【任意】追加で求めたいセル、範囲

カンマ「,」で区切ることで最大値を調べたい値をどんどん追加していくことができます。

MAX関数の基本的な使い方

実際に使ってみましょう。

例えば、中学1年生のクラスのテストの点数から最大値を探してみましょう。

ある生徒のテスト結果でどの教科がいちばん良い点数だったか調べるときは、それぞれの行に対してB列からF列の範囲を選択することで最大値を知ることができます。

=MAX(B2:F2)

クラスの生徒達の教科ごとの最高得点を調べるときは、それぞれの列に対して2行目から4行目の範囲を選択することで最大値を知ることができます。

=MAX(B2:B4)

1列、1行だけでなく、大きな範囲から調べることもでき、1組の生徒全員で各教科での最高得点を知りたいときは、以下のようにして調べることができます。

=MAX(B2:F4)

また、離れたセルから最大値を求めることもできます。

例えば、中学校1年生の中での国語の成績で最高得点は何点か知りたいときは、次のようにします。

=MAX(B2:B4,B8:B10,B14:B16)

MIN関数とは

『MIN関数』は、スプレッドシートで指定されたセル範囲の数値の最小値を計算する関数です。

読み方：ミン

MAX関数と基本的な使い方は同じですが、おさらいもかねて確認していきましょう！

MIN関数の構文

=MIN(値1, [値2, …])

項目	説明
値1	【必須】最小値を求めるセル、範囲
値2	【任意】追加で求めたいセル、範囲

カンマ「,」で区切ることで最小値を調べたい値をどんどん追加していくことができます。

MIN関数の基本的な使い方

実際に使ってみましょう。

例えば、中学1年生のクラスのテストの点数から最小値を探してみましょう。

ある生徒のテスト結果でどの教科がいちばん良くない点数だったか調べるときは、それぞれの行に対してB列からF列の範囲を選択することで最小値を知ることができます。

=MIN(B2:F2)

クラスの生徒達の教科ごとの最低得点を調べるときは、それぞれの列に対して2行目から4行目の範囲を選択することで最小値を知ることができます。

=MIN(B2:B4)

1列、1行だけでなく、大きな範囲から調べることもでき、1組の生徒全員で各教科での最低得点を知りたいときは、以下のようにして調べます。

=MIN(B2:F4)

また、離れたセルから最小値を求めることもできます。

例えば、中学校1年生の中での国語の成績で最低得点は何点か知りたいときは、次のようにします。

=MIN(B2:B4,B8:B10,B14:B16)

MAX関数・MIN関数を使うときの注意点

関数を使う際には以下の注意点があります

これらの注意点を守り、スプレッドシートで計算していきましょう。

まとめ

『MAX関数』と『MIN関数』は、スプレッドシートで最大値と最小値を求める基本的な機能です。

これらの関数を使えば、簡単に数値データから最大値や最小値を見つけることができます。

関数を使う際には注意点を守り、正確な計算を行いましょう！

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